オブジェ

https://m.youtube.com/watch?v=Jr4UKaKL6_k

こーいう番組をアイドル卒業した後に指原莉乃ちゃんが深夜枠でやったら、「なにやっても物言いつける最近の風潮」のモヤモヤ湧き出ていた欲求不満に答える形になるかもしれないですね…なんて思います。

松本人志がこれからあーなるなんて思わなかったなぁ。

 

電気グルーヴは元からサブカルアンダーグラウンド出身のバンド。私はその前の「人生」から知ってる(ファンじゃ無いけどね)

人生が出てきたナゴム・レコードは筋肉少女帯も出た。幼女を殺した宮崎勤の存在に心底落ち込んで当時の大槻ケンヂが(その時は私は共感していないんだけれど)「あれ(宮崎勤)は俺だ」と事件に言っていたのも懐かしい。

彼の表現が宮崎勤的な陰を含んでいる事は理解できる。

しかし大槻ケンヂ自身は殺人者にはならなかった。

 

ピエール瀧が薬物で捕まっても、私はあまりビックリしなかった。ドップリ薬物にハマるジャンキーとは違うタイプかもな、芸能界で成功するんだし…とか思った。

 

話を少しズラして、電気グルーヴ石野卓球と違うスタンスに今は居るんだろうと思う日本のハードコア・パンクのジイさん、福島出身の遠藤ミチロウは80年代のライブハウス・シーンで豚の臓物を客に投げたり女客がステージのミチロウをフェラしたりの過激なパフォーマンスをしてた。有名過ぎる話なので改めて言うのも変だけれど

これらも、今ほど物言いをつけなかった時代の事とも言える。今、ミチロウがそーいうパフォーマンスはしてないのは「そんな時代だから」ってよりは個人の中で「そんな自分だから」なんでしょうけれどね。

 

『子供を殺してください と言う親たち』を読んだ。「史上最悪のメリークリスマス」の回で、呑み屋のママ(たぶん男性)が「人間はきれいに汚れなきゃダメよ」と辻褄合わせしていたけれど、へんな言い分だな…と思った。

潔癖も荒廃も、見た目が違えども虚無に繋がるのだから似ている。

病んだ人に「きれいに汚れなきゃダメ」なんてロマンチックな話は通用しない。…病んでいると言うより、会話の流れからお城に籠もったお姫様だとママは思っているんだけれど。

それより、この話で気になったのはブックカバーのイラストです。2巻、3巻は話の内容と同人物を描いているけれど、4巻目は違う。…彼女は誰だ?タイトルも「史上最悪のメリークリスマス」だけれど、話の流れの中に[クリスマスはたまたまその日だった]以外に関連はない。

何故、関連がないのか…造り手が元々クリスマスに関連は持っていないからだ。なぜ造り手が関連が持っていないのか…。この国の風俗上のクリスマス・イベントの中に造り手も入っているだけだからだ。

…で、話の肝心なところだけれど、主題である病人の中にはそのクリスマス・イベントはもう何年も無いはずだ。だから性を絡めたクリスマス・イベントが無理矢理な主題になっている。

クリスマスどころか、あの病人の中には 今日も明日も明後日も、昨日さえも無いだろう。何年も…何年も…彼女はそんな恐ろしい世界に居る。その闇はいったい、誰のものだろう?

 

 

 

冬の静かな暗い暗い夜に

馬小屋でマリアはイエスを産みました

ヨセフだけが 側にいました

これがクリスマス

 

 

 

宿屋から門前払いされ、小さな馬小屋にどうにかたどり着いた、貧しい旅の夫婦に生まれた赤ん坊の存在は世界は知る由も無かった。

この家族に、例えば私は現代の亡命者たちが浮かびます。

 

日本のクリスマスも、風俗的なイベントのまま今もあまり知られていないと私は思っている。「恋人がサンタクロース」とか「ラストクリスマス」がイベントのテーマを歌う。

それが全て悪いとは言わないけどね

 

『子供を殺してください と言う親たち』④のブックカバーのクリスマスツリーはオブジェで、オブジェが溢れているのが私たちの日常だな…と、よく思う。

 

 

まぁ、地下で暴れたくもなるでしょーね。

お気持ちは察します。

あと、心の弱い人は惹きつけられるでしょうが悪化もする毒素はあります。(どんな表現にも毒にも薬にもなる要素は、ありますね。)

で、そういうのを「きれいに汚れている」とも、私は思わないかな。

 

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